灘中学校とは
灘中学校は、創立93年、中高一貫教育の男子校です。御三家と呼ばれる進学校の一角です。制服の着用義務がない自由な校風で、2015年の東大・京大合格者数は129名になるなど高い進学率を誇っています。
また、入試問題がユニークであることでも有名で、しっかりと事前対策を行う必要があります。試験が2日に分かれて行われる点も特徴です。国語・算数は2日に分けて試験が行われるため、得点源を抑えながら1日目に失敗したとしても2日目に引きずらないメンタルも必要となります。
灘中学受験
2021年度入試傾向と対策
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灘中入試の国語の傾向と対策
灘中学校の国語は、過去問の傾向から試験時間1日40分・80点満点、2日目70分・120点満点、大問3〜4題で構成されています。
灘中学校の国語では、過去問の傾向として1日目に長文1題(説明文や随筆)、2日目に長文2題(物語・説明文・随筆から2題)、自由詩1題が出題されます。1日目の出題は、漢字の語句など確実に得点が取れる内容となっているため、1日目に高得点を取れるかどうかがポイントとなります。
灘中学校の国語は、非常に高度な思考力が求められる入試問題といえます。特に2日目の試験では「何を問われているのか」を正確に把握しわかりやすく記述する能力が求められます。また、問題文中の傍線部の意味を理解して、まとめ、必要十分な回答を行う必要があります。
灘中学校の国語で合格のカギとなるのは、1日目の基礎知識問題です。漢字の筆順が出題されるなど、基礎的な内容となっていますが、ここで高得点を取らなければ合格は難しくなります。まずは、基礎問題を確実に得点しましょう。
記述問題の対策では、お子様が自分で添削するのは非常に困難です。第3者目線で添削を行う必要があります。
灘中入試の算数の傾向と対策
灘中学校の算数は、過去問の傾向から試験時間1日目が11題50分、2日目5題60分いずれも100点満点の合計200点満点で構成されています。
灘中学校の算数は、過去問の傾向ら図形分野が多く出題されています。中でも「比率を使った図形問題」や「図形の切断」といった難題が出題されます。さらに、出題範囲は広く、あらゆる単元を勉強していなければなりません。また、1日目の算数は解答の正確性を求めているのに対し、2日目の算数では解答する過程も求められる形式となっています。
上記のように、難しい問題に加え、1日目は11題を60分で回答しなければなりません。従って、時間配分に気を配りながら確実に正答する能力が求められます。また、灘中学の算数は難易度が高いことで有名です。それだけに、対策をとって学習を行う必要があります。難易度が高いといっても100点を取る受験生が存在することから、いかにして基礎的な問題を落とさないようにするか?という対策も有効であると考えれます。
灘中入試の理科の傾向と対策
灘中学校の理科では、過去問の傾向から物理から2題、科学から2題、生物・地学から1題ずつとバランスよく出題されています。計算問題も出題される上、計算は煩雑なものが多い傾向にあります。与えられた制限時間内に煩雑な問題を正確に解く「計算スピード」も求められる試験と言えます。
灘中学校の理科の特徴として、基礎的な知識力と計算能力が求められていることが挙げられます。特に近年では、学習した内容から回答するよりも、その場で考え、答えを導き出して回答する必要のある問題が出題される傾向にあります。従って、対策としては問題文をよく読んで「何が問われているのか」「論理的に考えることができているか」を念頭に置いてじっくりと回答を練る思考力が必要となります。
上記のように、他の科目と異なり純粋な暗記や計算だけでなく、思考力も問われる試験となっております。物理分野の問題は独特の思考力が必要になるため、なるべく多くの時間を理科系の独特な問題に触れることが対策の第1歩であると考えられます。
こんなお悩みはありませんか?
志望校に合格するためには、各中学校の過去問の傾向を知り、戦略を立てて勉強を行っていく必要があります。しかし思うように勉強が進まず、お悩みの方がたくさんいらっしゃいます。当会にも以下のようなお悩み・ご要望が寄せられます。
・過去問の添削をしてほしい。
・塾のフォローをしつつ、志望校対策をしてほしい。
・自分で考える力をつけさせてほしい。
・まずは成績アップさせて、その後に中学受験対策をしてほしい。
・中学受験までの勉強計画など、勉強の流れを作ってほしい。
・勉強に身が入っていないので厳しく指導して欲しい。
・毎回宿題を出し、勉強の習慣づけと基礎の定着を図ってほしい。
・受験までのメンタルケアをお願いしたい。
・浜学園や希学園のクラスが落ちてしまったので、クラスアップさせてほしい。
・弱点フォローとノートの取り方を指導して欲しい。
灘中・高出身で中学受験指導ができる教師をご紹介
当会には、京大生約2,200名、阪大生約1,800名、神戸大生約2,200名が在籍しています。
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
小学生の生徒様の声
塾と家庭教師の併用がおすすめ!
集団指導の塾では上記のようなお悩みにすべて対応することは難しいことです。そのため、塾と家庭教師を併用される方が増えてきています。東大家庭教師友の会では、灘中学校志望の方に万全のサポートを行うことが可能です。

1. 教師の出身校指定可能!
東大家庭教師友の会では、教師の出身校を指定していただくことが可能です。
志望校の教師に教えてもらうことは、生徒様のモチベーションになるだけでなく、教師自身が灘中学校の出題傾向や対策法を熟知しているため、効率的な指導を受けることができます。過去問の添削指導もお任せください。
※教師の応募状況によっては、出身校指定の教師をご紹介できない場合がございます。その場合はご相談の上、別の学校の教師を紹介させていただきます。
2. 各塾のフォローに対応!
東大家庭教師友の会では、塾のカリキュラムに合わせてオーダーメイドで指導を行います。同じ塾に通っていた教師をリクエストすることも可能です。宿題の進め方の相談から、わからない部分の解説、クラスアップの指導までお任せください。浜学園、希学園、馬渕教室、SAPIX、日能研などの大手塾から個人塾まで、あらゆる塾のフォローに対応することができます。
3. 厳選された教師が指導!
当会の家庭教師は全員現役の難関大生(京大、阪大、神大など)です。生徒様の第一志望校合格という目標を達成するため、当会では書類選考と面接を行い、長期的な指導の計画を立てられるかどうか、わかりやすく説明できるかどうか、生徒様のモチベーションを引き出すようなコミュニケーションができるかどうか、など様々な観点で教師としての適性を確認しております。このような厳しい選考を行っているため、採用率はわずか20%程度となっております。
学生教師で良かったこととして、
「教師とのやり取りを通じて自然に思考力を高めることができた」
「質問がしやすかった」
「良い意味で身近な憧れの存在だった」
というようなご感想をいただいております。プロ教師よりもリーズナブルな値段でご利用いただけるため、塾との両立もしやすいことも学生教師のメリットです。
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