1. 小学生のうちに勉強習慣を身につける必要性は?
保護者様の中には、小学生のうちはまだ勉強習慣が身についていなくてもいいのではないか、と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、小学生のうちに勉強習慣を身につけるメリットは数多くあります。
以下では、小学校低学年と高学年に分け、それぞれの学年の間に勉強習慣を身につけるメリットをご紹介いたします。
①小学校低学年のうちに勉強習慣を身につけるメリット
(1)「勉強嫌い」を防げる
小学校低学年までに勉強習慣を身につけることができれば、勉強をすることが自然になり、「勉強嫌い」になるのを防ぐことができます!
小学校低学年の生徒様であれば、
「友達と遊びたい!」
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などの理由でなかなか勉強の習慣化ができていない生徒様も多いかと思われます。
また、小学校低学年の勉強内容は簡単であるため、最低限の勉強でもテストで高い点数が取れる場合が多く、保護者様も勉強習慣が身についていないことを問題視しない傾向にあります。
しかし、学年が上がるにつれて勉強内容も難しくなり、徐々にわからない単元や苦手な単元が出てきます。
この時、勉強習慣が身についていなければ、こまめに家で復習しないため、わからないことがそのままになってしまいます。
すると、テスト前に少し勉強しただけでは前のような高得点が取れず、
「わからないことが多くて勉強がつまらない」
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と、悪循環に陥る可能性が高くなってしまいます。
逆に、低学年のうちから毎日少しずつでも机に向かう習慣を身につけておけば、このようにわからない単元をそのままにすることなく、高成績をキープできる上、
自然と勉強に対するモチベーションを高く保つことができます。
(2)自然と周りに差をつけられる!
小学校低学年のうちから学力差は生じます!
中学生や高校生とは異なり、小学生のうちはテストの点数にこだわったり、資格試験をどんどん受験する生徒様が少ないため、小学生の学力差は表に現れにくい傾向にあります。
しかし、勉強習慣があるかないかによって、その後の勉強に対する姿勢や、高度な学習への取り組みやすさが格段に違っていきます。
また、小学校低学年のうちから勉強する習慣を身につけていることで、必然的に勉強量が増えるため、
「読める漢字が増えた!」
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など徐々に勉強ができるようになります。
できることが増えると、「勉強が楽しく」なってきます。
その結果、勉強をもっとやりたいと思うようになり、さらに勉強をするといったような好循環が生まれます。
②小学校高学年までに勉強習慣を身につけるメリット
(1)学校や塾についていける
小学校高学年の勉強内容は、応用分野を扱うため難しくなります。
そのため、家での復習が重要となります。勉強習慣が身についていれば、しっかりと復習ができ、小学校高学年になってからも好成績を維持できるでしょう。
また、小学校高学年にもなると、中学受験を見据えて塾に通われる方も多いかと思われます。しかし、塾に通ったからといって、成績が良くなるとは限りません。
塾で扱う内容は、学校よりも高度な内容を扱うため、授業内で全てを理解することは難しいです。
そのため、授業内容をしっかりと定着させるために、塾側も宿題を課す場合が多いです。つまり、家での復習を前提としているのです。
勉強習慣が身についていないと、塾の授業直前に、課された宿題を解き、丸付けを行い、わからないところは調べる、もしくは学校や塾の先生に聞いたりするといったことを全てやろうとします。
しかし、直前でこれら全てをこなすことはできません。
その結果、丸付けを行わなかったり、わからないところは放置してしまうケースが多いです。
すると、勉強内容が定着せず、塾に通っているにもかかわらず成績が伸びません。
つまり、塾に通うこと自体が大切なのではなく、毎日コツコツ家で復習し、塾での学習内容をきちんと消化することが大切なのです。
そのためには、小学校高学年までにしっかり勉強習慣を身につけることが何よりも大切と言えます。
(2)中学受験に有利!
近年、中学受験を考えるご家庭が非常に多くなってきました。
勉強習慣が身についているかいないかは、中学受験の合否を大きく左右すると言って良いでしょう。
もちろん、勉強習慣以外にも効率的な勉強方法を見つけることや、わかりやすい授業を受けるといったことも重要です。
しかし、効率的な勉強方法を知っていても勉強しなければ意味がありません。
また、わかりやすい授業を受けても自力で問題が解けなければ意味がありません。
中学受験で合格を勝ち取るためには、勉強習慣を身につけ勉強の量をこなすことが重要です。
「第一志望校の過去問を10年分解いて、問題傾向・出題傾向を押さえた!」
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といったようにある程度の勉強量をこなしてこそ、第一志望校に合格できるのです。
2. 小学生が勉強習慣を身につけるために大切な3つのポイント
では、子どもに勉強習慣を身につけてもらうには、どうすれば良いのでしょうか?
ここでは、小学生が勉強習慣を身につけるために大切な3つのポイントをご紹介いたします。
①勉強を好きになる
勉強習慣を身につけるためには、まず勉強の楽しさを知り、「勉強が好き!」と思うことが大切です。
どんなに勉強が大事だとわかっていても、「勉強が嫌い」であれば、長続きはしません。そのため、
「勉強ってこんな風に役に立つんだ!」
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といったように勉強に対して良いイメージを持つことが、勉強習慣を身につける第一歩です。
②自分に合った勉強方法を見つける
「勉強はしているけど、なかなか定着しない…」
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といったようにせっかく勉強しても結果につながらなければ、勉強が嫌いになってしまう可能性が高いです。
そのために、自分に合った勉強方法を見つけることが重要です。
漢字を覚えるとき、「とにかく書いて覚える」「意味を理解しながら覚える」「音読しながら覚える」など様々な覚え方があります。
様々な勉強方法の中から、自分に合った勉強方法を見つけることで、結果につながりやすく、結果につながれば勉強へのやる気も上がるというように好循環が生まれます。
③無理のない学習計画を立てる
勉強をしようと思っても、
「何から勉強しよう…」
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といったように学習計画が立てられないとお悩みの生徒様も多いかと思われます。
せっかく勉強へのやる気があっても、学習計画が立てられなければ、勉強習慣は身につきません。
また、
「今週は、算数の問題集を一冊終わらせる!」
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といったように無理な計画を立てても目標は達成できません。
目標達成ができないことが続くと、勉強へのやる気が無くなり、勉強習慣が身につかない可能性があります。
そのため、無理のない学習計画を立てることが重要です。
「今、何を勉強すべきなのか」
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といったように、「自分の現状から、やるべきことを見つける」「目標達成のために、具体的な学習計画を立てる」ことによって、
目標が明確になり、学習計画の目標も達成できるのに加えて、勉強習慣が身につきます。
東大家庭教師友の会の強み
勉強が好きになる指導が可能!
東大家庭教師友の会には、東大・早慶をはじめとした難関大学生が多数在籍しています。
難関大学に合格するためには、受験勉強を根気よく続ける必要があります。
そして、彼らが受験勉強を根気よく続けられたのは、「勉強の面白さ」「勉強の楽しさ」をきちんと理解しているからです。
その科目のどこが面白いのか、どうして継続的に勉強をするべきか、という疑問に対して彼らは明確な答えを受験勉強生活の中で見出しています。そして、そんな彼らだからこそ、
「勉強はこんなところで役に立つ!」
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といったことを生徒様に教えることができます。これは、東大家庭教師友の会の家庭教師だからできることです。
自分に最適な勉強方法が見つかる!
中学受験を突破した経験があるからこそ、知っている勉強方法があります!
東大家庭教師友の会には開成中学校、筑波大学附属駒場中学校をはじめとした難関中学校出身の教師が多数在籍しています。
そのため、効果的な勉強方法を熟知している家庭教師による指導が可能です。
加えて、東大家庭教師友の会では、事前に書類選考、面接、模擬授業の3段階の選考を行い、人間性や指導力を見て採用しております。
その採用率は20%以下という非常に厳しい水準になっています。そのため、
「生徒様の悩みを解消したい!」
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といったように情熱のある教師が多く在籍しています。
中学受験を突破した経験があるからこそ知っている勉強方法を、丁寧にわかりやすく教えることができます!
家庭学習までサポート!
学校の宿題や塾の宿題は、家でやる生徒様が多いと思われます。
つまり、どれだけ家庭学習の計画をきちんと立てることができるかが重要です。
そのため、東大家庭教師友の会では、宿題を出すと同時に家庭学習の計画まで行います。具体的には、授業の様子を見て、
「やり方は理解しているから、宿題で問題をたくさん解かせよう」
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といったように、生徒様の学習状況に合わせた家庭学習の計画まで行います。
このように生徒様の学習状況に合わせた家庭学習の計画が行えるのは、東大家庭教師友の会の家庭教師が、自分の現状を把握し、その上で学習計画を立て、難関大学に合格した経験があるからです。
家庭教師が作ってくれた学習計画に沿って、家庭教師にフォローしてもらいながらの勉強であれば、継続的に勉強ができ、最終的に生徒様に勉強の習慣を持ってもらうことが可能になります!
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