1. 2026年度共通テスト英語の最新情報
2026年度(令和8年度)共通テスト英語について見ていきたいと思います。
日程・基本情報
【日程】 令和8年1月18日(土)、19日(日)
【試験時間】 リーディング:80分 リスニング:60分
【基本情報】 令和8年度入試情報|大学入試センター
問題形式・問題量
リーディング
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試験時間と配点: 試験時間は80分、配点は100点で、前年と同様です。
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問題形式: 大問数や出題形式に大きな変更はありませんが、実用的な文章や複数の資料を比較する問題など、思考力や判断力を問う内容が強化されています。
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総語数: 全体の語数は約6,000語と増加しており、速読力や情報整理能力がより一層求められる内容となっています。
リスニング
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試験時間と配点: 試験時間は60分、配点は100点で、前年と同様です。
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問題形式: 形式に大きな変更はありませんが、実際のコミュニケーションを想定した場面設定や、複数の話者によるディスカッションなど、実用的な英語力を評価する問題が出題される傾向があります。
2. 共通テスト英語(リーディング)の時間切れ対策
全問が長文読解で構成されている共通テスト英語になったことで、時間が足りず困っている受験生が多く見受けられるようになりました。
共通テストで9割の高得点をとるためには、時間内に解き終わることは必須です。
どうすれば時間内に余裕を持って解き終わらせることができるのか、その対策を考えていきたいと思います。
時間内に終わらない原因
全問長文読解であることを考えると、時間内に解き終わらない原因は、長文を読む速度が遅いことだと考えられます。
しかし、一口に「長文を読む速度が遅い」と言っても、なぜ遅いのかの原因は人それぞれです。
ここでは考えられる原因を3種類に分けて、それぞれに対する対策を考えていきたいと思います。
①単語力が足りない
ある程度わからない単語があっても長文を読んで問題に回答することは可能ですが、わからない単語があればあるほど読むスピードは下がります。
また、単語を覚えているつもりなのに時間が足りない人は、単語を思い出すのに時間がかかっている可能性があります。記憶が曖昧な単語が多いと、その度に思い出すための時間が発生してしまい、結果として大きなタイムロスにつながってしまいます。
▶︎まずは、長文を立ち止まらずに読める単語力をつけましょう!
②文法力が足りない
単語が十分に身についている場合でも、長文が読めないことはよくあります。
その原因の一つは文法が十分に身についていないことだと考えられます。単語の意味は全てわかったとしても、文構造が把握できずに文章の意味が取れないことがあるからです。
共通テストではそこまで複雑な構造の文章は出てこないので、しっかりと基本の文法事項を理解しておくことが重要です。
▶︎基本の文法事項をしっかりと身につけましょう!
③長文読解に慣れていない
共通テストは全問が長文読解です。加えて、問題文は問題が進むにつれて長くなっていくため、どうしても頭が疲れてしまい、読解の速度が落ちてしまいます。
全く疲れずに解き終わらせることはできなくても、疲れにくくする読み方はあります。問題を解く順番を工夫したり、問題文の読み直しの回数を減らすことで、少しでもスタミナ切れを防ぐことができます。
▶︎長文読解の問題集を解き、自分なりの解き方を確立しましょう!
3. 共通テスト英語(リスニング)対策
リスニングの点数が伸び悩んだ時、対策を諦めてしまう人は多いのではないでしょうか。
確かに、リスニングの点数を伸ばすことは簡単なことではありませんが、リスニングもリーディングと同様に、きちんと対策をとれば着実に点数が伸びていきます。
効率的にリスニングの点数を伸ばすための対策を2つご紹介します。
①問題の復習を大事にする
リスニング力をつけるためには、日々リスニングを続ける事が重要です。特に、試験の1週間前からは毎日リスニング問題を解くようにすると、当日の聴きやすさにかなり変化が出ます。
しかし、ただ漫然とリスニングの練習問題をこなしているだけでは非効率的です。問題演習を行ったら、そのスクリプトの英語を読み、スクリプトを見なくてもスクリプト通りに聞こえるようになるまで何度も音源を聞き直しましょう。
すると、一度や二度聞いただけでは聞こえなかった部分が何度目かで自然と聞こえるようになり、自分の聞き方の癖や、なぜ聞こえなかったのかが見えてきます。
▶︎問題は何度も聞き直し、自分の苦手を探しましょう!
②問題文の読み方を練習する
共通テストリスニングには、図や表を組み合わせた問題が多く出題されます。この時、図や表の読解をどれだけ効率よく行えるかが重要です。
共通テスト英語では、問題ごとに問題冊子に掲載された図や問題文を読むための時間が与えられます。この時、素早く問題と選択肢に目を通し、回答に関係しそうなキーワードや数字をマークしておくと、流れてくる英文が理解しやすくなります。
選択肢を読むタイミングや読むスピードは、問題演習を通して慣れていく必要があります。
▶︎問題演習を数多くこなし、回答の流れを掴みましょう!
4. 現役東大生が教える共通テスト英語の勉強法
ここまで、共通テスト英語で9割を取るためにはどのような対策を講じれば良いのかを見てきました。
では、単語力・文法力をつけ、効率的な問題演習をするためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?
ここでは、単語編・文法編・問題演習編・リスニング編の4つに分けて、具体的な勉強法をご紹介したいと思います。
単語編
◉共通テスト英語で求められる単語は4000〜5000語程度(英検2級レベル)
◉単語を覚える=単語を見たら意味がパッと言える
◉単語は例文ごと覚える
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英語の点数が伸びずに悩んでいる人は、まず単語の暗記・復習から行うと良いでしょう。
暗記が曖昧な単語を一つずつ確実にしていくだけでも、確実に共通テスト英語対策になります。
また、一度完璧にしたからといって完全に単語の暗記をやめるのではなく、自分で間隔を決めて単語を定期的に復習すると効果的です。
▶︎おすすめの暗記法:例文を丸ごと覚える
多くの単語帳には、覚えるべき単語の使用例として短い例文が掲載されています。一見遠回りに見えますが、例文ごと覚えることで、適切な接続やともに用いるべき前置詞を一緒に覚えることができ、確実に英語力を向上させることができます。
◉おすすめ参考書
基本的には書店で手に取ってみて、一番自分が勉強できそうだと思った単語帳を選ぶのが良いでしょう。
私は学校から配布されたシステム英単語を使っていました。
各単語に短文の例文がついている上、その例文を読み上げてくれるCDがあるのでおすすめです。
文法編
◉文法書を一冊、一通り頭に入れる
◉例題をこなす事よりも文法書を一周することに重きを置く
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用いる文法書は高校卒業程度の英文法が網羅的に学習できるものであればなんでも構いません。まずは、文法書に記載されている文法事項を一通り頭に入れましょう。文法書に載っている主な文構造がすぐに和訳できる状態になれば十分です。
文法書には大抵例題が豊富に載っているので、つい例題をこなすことに気を取られて後半に辿り着かないことがあります。しかし、共通テストでは文法問題自体は出題されないため、文法書の例題を行うこと自体の優先度はあまり高くありません。
例題は自分の理解度をチェックするために活用するにとどめ、一通りの文法事項に触れることを意識しましょう。
◉おすすめ参考書
前述したように、網羅的に基本の英文法が学習できるものであればなんでも大丈夫です。
NextstageやVintageが有名です。
こちらも、見た目や分量などで、自分が長く学習できそうなものを選ぶと良いでしょう。
問題演習編
①読解を補助する自分なりの記号を決める
②設問を読んでから問題文を読み始める。この時、問題文は飛ばさずに上から全部読む
③設問に回答しながら読み進め、できるだけ問題文の読み直しを防ぐ
④読み疲れてしまう場合には、後半の大問から解き始めることを検討する
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問題演習をする上で、分からなかった単語を調べたり、文章の意味がとれなかった原因を探ることは当然重要です。しかし、それらを意識していてもなかなか点数が上がらない場合には、以上の点を意識してみると良いかもしれません。
①自分なりの記号を決める
逆説には三角、関係代名詞には四角等、本文中に書き込む記号を自分で決めて、読みながら手を動かすと戻って読み直すときに理解の助けになります。あまり書き込みに気を取られても意味がないので、本文を読んでいるときに自然に手が動く部分に絞って書き込むと良いでしょう。
②設問を先に読む
まず設問を読みましょう。この時、設問が何を要求しているのかを理解するだけでなく、設問中にキーワードがあればそれも確認しておきます。
そして、問題文は頭から全部読みましょう。焦ると飛ばして設問に関係のありそうな部分だけを読みたくなりますが、突出した英語力がなければ逆効果です。
③設問に回答しながら読み進める
問題文を読み進める中で、明らかに設問の回答になりそうな部分があれば設問に回答しながら問題文を読みます。
しかし、無理に途中で答えを出す必要はなく、答えに迷ったら本文中のどの部分が回答になりそうかマークしてすぐに続きを読みます。このマークがあるだけでも、読み直しにかかる時間は少なくなり、素早く問題を解くことができます。
④後半の大問から解き始める
共通テスト英語は後半になるにつれて問題文の量が増えていきます。試験後半、明らかに疲労によって読むスピードが落ちる場合には、後半の大問から解くことを検討しても良いでしょう。
私は試験問題のちょうど半分あたり、問題文の量と設問数が増加し始めるあたりから解きはじめ、最後まで回答したら最初の大問に戻って戻って解き進めていました。これによって私は解くスピードが明らかに早くなったのでこの方法を採用しました。
ただ、この方法には2つデメリットがあります。
・マークを途中から始めるのでマークミスにより一層気をつける必要が出てくる
・万が一時間が足りなくなった場合には試験中盤の比較的簡単な問題を落とす可能性がある
の2つです。よって、実践形式の問題集等で一度試してみて、回答時間に特に変化がなければ頭から解くことをお勧めします。
◉おすすめ参考書
共通テスト形式の問題集は、予備校からたくさん出版されています。これらの予想問題集はもちろん、センター試験の過去問の後半部分や二次試験の英文など、様々な英文が対策として使えます。
リスニング編
◉毎日少しでもリスニングする
◉同じ音源をシャドーイングできるようになるまで繰り返し聞く
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前述した通り、リスニング対策で最も効果的なのはリスニングを習慣化し、毎日続けることです。センター試験の過去問や練習問題に加えて、洋楽やニュースなど自分の興味のあるものを織り交ぜながら続けてみてください。
問題演習に際して、私は以下のような手順でリスニング問題の復習を行っていました。
①問題を解き、答え合わせをする。間違った部分は何度も聞き直す。
②スクリプトの全文を読み、自分の考えていた話の筋とずれがないかを確認する。
③スクリプトを見ながらシャドーイングし、スクリプトを見なくても言えるようになるまで繰り返し聞く。
また、リスニングの試験直前に自分がいつも聞いていた音源などを聞き直しておくと、英語に慣れた状態からリスニング試験を受けることができます。
◉おすすめ参考書
前述の通り、センター試験の過去問や共通テストの予想問題に加えて、二次試験のリスニングも対策として使うことができます。
また、洋楽やニュース、インタビューなどもリスニング力向上に有効です。
共通テストのリスニングでは、アメリカ人だけでなく、イギリス人やオーストラリア人の話す英語も出題されます。さまざまな訛りの英語に触れておくことで、当日動揺せずにリスニングを聞けるようになるでしょう。
5. まとめ
これまで、共通テスト英語の対策法をご紹介してきました。
対策の要点は、
①単語力をつける
②基本文法を身につける
③問題演習を繰り返す
の3点です。これに加えてリスニングもしっかりと対策し、共通テスト英語で高得点を目指しましょう!
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