1. 家庭教師の併用が効果的かは生徒様の状況による!
結論として、塾と家庭教師の併用は必ずしも効果的とは限りません。
併用には効果的である場合とそうではない場合があります。
①塾と家庭教師の併用が効果的である場合
(1)以前学んだ内容の理解が不十分なために、授業についていけなくなった場合
算数や数学のような積み重ね型の科目は特に、一度つまずいてしまうとその後もついていけなくなるということが多々あります。
以前学習した内容の理解が不十分なまま授業が先に進んでしまうと、どんどん置いてけぼりになってしまうのです。
そのため、つまずいてしまったところは早めにご自宅で復習し、消化してしまうことが重要です。
しかし、復習が自力でできないという生徒様も多いでしょう。
また保護者様が教えてあげたくても、
・時間がとれない
|
ということもあります。そういった場合は生徒様や保護者様が無理して頑張るよりも家庭教師に頼った方が良いでしょう。
(2)塾の宿題が大変できちんとこなせない場合
塾、特に受験用の難関塾というのは宿題が多いです。
ただでさえ宿題は多いのに、苦手なところやつまずいてしまったところがあれば、宿題はさらに大変になります。
授業で学んだことの定着のために宿題をきちんとこなすことは非常に重要です。
しかしそれができず消化不良になってしまう生徒様も多いのではないでしょうか。
保護者様が手伝ってあげたくても
・難しくてできない
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などと、親子ともに不満が溜まってしまうこともあります。
この場合も、生徒様が宿題で消化不良になってしまわないように家庭教師を併用した方が良いといえます。
(3)家庭学習の習慣が定着していない場合
塾ではきちんと勉強しているのに、家では勉強してくれないという生徒様も多いです。
家はテレビやゲームなど、誘惑が多く、勉強しにくい環境です。
塾の自習室も常に空いているとは限らず、そもそも生徒様が夜遅くまで塾で勉強して、帰りが遅くなることを心配する保護者様も多いでしょう。
できれば家で勉強してほしいものですが、忙しく、家庭学習を見守ることが難しいご家庭もあります。
塾や保護者様では難しい、家庭学習の指導は家庭教師に任せるのが一番です。
また、家庭で学習するという意欲があっても何をどう勉強すればいいのかわからないという生徒様も多いです。
その結果、勉強が塾や塾の宿題で完結してしまうのです。
塾や学校ではなかなか指導しづらい、勉強の仕方を教えてもらえるのも家庭教師を併用するメリットの一つです。
(4)勉強や受験へのモチベーションが低い場合
生徒様の中には勉強や受験へのモチベーションが低い方もいます。
モチベーションを高く保つため、身近なロールモデルとして家庭教師を雇うことも効果的です。
特に学生家庭教師であれば生徒様が目標にしている難関大学の学生や難関高校、難関中学の出身ということもあります。
身近にお手本となるような方がいれば、生徒様に良い影響が与えられるでしょう。
(5)成績不調の原因がわからない場合
授業中は理解できているのに、なぜかテストになると解けなくなってしまう、ということもありますよね。
これにはいくつか原因が考えられます。
例えば、
・そもそも授業中の理解が不十分だった
|
などの原因が考えられます。
原因ごとに対策は変わりますが、その原因がわからないことも多いです。
生徒様が自身で気付けたり、保護者様が気付けたりするのが一番ですが、それができない場合は家庭教師に原因を探してもらうことも一つの手です。
②塾と家庭教師の併用が効果的ではない場合
家庭教師との併用で効果が出る方もいれば、あまり効果を感じられない方もいます。
(1)ワークや問題集を自分で進められる場合
たとえ成績が下がっていたり、苦手な科目があったりしても、参考書や解説を読んで自力で解決できてしまう生徒様に家庭教師は必要ないと言えます。
なぜなら、勉強は他人に教えてもらったことよりも自分で学んで理解したことの方が定着が良いからです。
教師に教えてもらって簡単に解決できてしまうよりも、自分で四苦八苦して解決できた方が、考える力が養われますし、知識も良く定着します。
しかし、苦手なことや塾で習ったのにできなかったことを、家に帰って自分で解決しようとすることはなかなか困難なことです。
確かにわからなくて悩む時間は考える力を養うための大切な時間ですが、あまりに一つの問題に悩んでしまっては、できる問題の数が少なくなってしまい効率が悪いですし、フラストレーションが溜まります。
自分で問題を解決できそうになく、あまりにも悩んでいる時間が長いようでしたら、家庭教師の併用を考えるのも一つの手です。
(2)勉強スタイルを確立している場合
「勉強スタイルを確立している」とは、例えば
・「月曜日は塾に行く、火曜日は塾の宿題をする、水曜日は苦手科目の復習…」というように勉強をルーティーン化している
|
といった状態を指します。
このように自分で計画立てて、勉強方法を確立できている生徒様に家庭教師は必要ないと言えます。
自立的に勉強ができる生徒様は家庭教師がいなくても、自分で学び成長していくことができます。
むしろそういった自分で成長できる機会は、家庭教師をつけることによって摘み取ってしまわない方が良いでしょう。
しかし、早くから自分の勉強スタイルが確立できような生徒様はあまりいません。
また中には効率が悪く、無駄の多い方法で勉強している生徒様もいます。
試行錯誤して自分なりの勉強方法を模索していく過程も大切ですが、それまで受験はまってはくれません。
早いうちから家庭教師をつけて家庭学習を監督してもらうことも一つの手かもしれません。
(3)勉強が好きである。または受験へのモチベーションが高い場合
勉強が好きで、受験へのモチベーションも高い生徒様は自分で勉強を進めることができます。
(1)や(2)でも述べた通り、勉強を自分で進められる生徒様に家庭教師はあまり必要ではありません。
勉強には自分で考え、一人で問題に取り組む時間が必要なのです。
家庭教師をつけることで、生徒様が一人で勉強に取り組む時間が減ってしまいます。
また家庭教師がいることに甘え、わからない問題があっても自分で考えず、「家庭教師に聞けばいいや」という態度になってしまうこともあります。
自力で勉強できる、または自力で勉強できるようになろうと努力している生徒様には、たとえ成績が悪くても、家庭教師はすぐにつけず、そのまま様子を見守ってあげるという選択肢も考えてみましょう。
しかし、中学受験生などのまだ幼い生徒様は自力で勉強することが難しい場合も多々あります。
その場合は無理せず、家庭教師に頼ることも視野に入れましょう。
(4)忙しくて勉強する時間が取れない場合
部活や習い事で忙しく、そもそもあまり勉強時間が取れていない生徒様は塾と家庭教師の併用にあまり向いていません。
学校や塾の勉強を十分にこなせていない状況で家庭教師をつけ、新しいことを学ばせても、それぞれの勉強でさらに消化不良を起こしてしまい、逆効果になってしまう可能性があります。
家庭教師をつけ新しいことを始めるよりも、現在手薄になっている宿題や予習、復習を丁寧にするための時間を増やした方が効果的でしょう。
忙しく勉強時間があまり取れていないない生徒様は、効率良く、質の高い勉強をすることが必要なのです。
もし、十分な勉強時間が取れていない状況で家庭教師を雇おうとお考えになっているのなら、勉強量を増やすのではなく、勉強の質を高めることのできる家庭教師を雇いましょう。
家庭教師の中には効率の良い勉強方法を教えたり、生徒様の学力や志望校に合わせた効率的な学習計画を立てるたりすることができる方もいます。
また、塾の宿題や予習、復習の手伝いなど、負担を増やすことなく勉強の質を高めることができる方もいます。
③転塾を考えた方がいい場合
勉強量が足りないから、以前やった内容の理解が不十分だから、今授業で扱っている単元が苦手だから等が原因ではなく、
慢性的に塾の授業についていけていないなら、塾のレベルが高すぎて生徒様にあっていない可能性が考えられます。
逆に塾の授業はしっかり理解でき、宿題もきちんとこなせているのに、なぜか成績がなかなか上がらないという場合は、塾のレベルが低く生徒様のレベルにあっていない可能性が考えられます。
また、レベル以外にも塾の指導方針等が生徒様にあっていないという可能性も考えられます。
成績を上げるためには、塾のレベルや指導方針が生徒様にあっていることが重要です。
もし塾のレベルや指導方針が生徒様にあっていないと感じたなら、転塾や家庭教師をつけるという手を考えてみましょう。
2. 塾と家庭教師を併用する効果
①家庭教師にできること
家庭教師は、運動選手の専属トレーナーのようなものです。
トレーナーが選手の状態をよく把握して現状の問題点を洗い出し、得意を活かして苦手を克服できるような練習メニューを考えるのと同様に、
家庭教師もマンツーマンで生徒様に向き合い、成績不調の原因を探し出し、得意を伸ばして、苦手を解消することができる授業を提供します。
具体的にどのようなものがあるか、説明していきます。
(1)家庭教師は苦手を発見し、集中的に教えられる
塾(特に集団塾)はあらかじめカリキュラムがしっかりと決まっているため、生徒様一人ひとりの苦手に合わせることができません。そのため苦手な科目や苦手な内容は自分で補う必要があります。
しかしなんとなく苦手意識があるというだけで、どこが苦手か具体的に認識できておらず、対策が立てられないということもあります。
または具体的に何が苦手かわかっていてもどのように勉強すればいいかわからない場合もあります。
マンツーマン指導の家庭教師なら、生徒様の苦手を発見し集中的に教えることが可能であるため、効率よく苦手を克服することができます。
(2)塾の宿題の手伝いなど、塾のフォローができる
多くの家庭教師はマンツーマンのため、生徒様の要望に合わせて柔軟に対応することができます。
そのため、塾がメインで家庭教師がサブという使い方もできます。
具体的には、家庭教師に塾の宿題を手伝ってもらったり、塾でわからなかったことを家庭教師に教えてもらったり、などがあります。
家庭教師のフォローをつけることにより、塾の勉強にも余裕が生まれます。
その余裕があれば問題を今までより丁寧に復習し、深く理解するということにも時間が使えるようになっていき、全体的な学力向上にもつながっていくでしょう。
(3)家庭学習の監督、ペースメーカーになれる
小学生や中学生の生徒様は、まだ精神的に弱く、遊びたいことや、やりたいことを自制して自主的に勉強に取り組むことが難しい場合も多いです。
塾にいる間は先生に見張られているため真面目に勉強に取り組みますが、家に帰り誰も見張っていないと勉強をしなくなってしまうということもよくあります。
しかしご家庭様が仕事や家事で忙しく、家庭学習を見守ることがままならないときもあります。
家庭教師は家庭学習を見守り、ペースメーカーとなることができます。
具体的には、今の生徒様の状態を見て何が足りないか考え、次どのような勉強をすればいいのか適切なアドバイスをすること、などがあります。
受験に詳しい先生に生徒様の家庭学習を正しく適切なペースで導いてもらうことは、長期戦である受験を乗り切るためのアドバンテージになります。
②学生家庭教師にできること
学生家庭教師はプロ家庭教師や塾の先生と違い、勉強を教えるプロではありませんが、そんな学生家庭教師にしかできないこともあります。
(1)自らの経験から効果的な勉強方法やコツを教えられる
勉強の仕方やコツは学校の先生や塾の先生が教えてくれるものではなく、自分で経験的に学んでいくものです。
しかし中学受験生のような早くから受験を始める生徒様はまだ経験が足りなく、勉強のやり方やコツがよくわかっていない場合もあります。
または効率が悪い誤った勉強法を持っている場合もあります。
学生家庭教師なら自分の経験を元にした勉強法や勉強のコツを教えることができるのです。
(2)自身の経験をもとに受験のアドバイスができる
学生家庭教師であれば実体験をもとにした適切な受験に関するアドバイスができます。
具体的には、受験校選びや受験形式についての相談に乗ること、などです。
受験に関する情報はネットから手に入れることが多いですが、特殊な受験形式である場合、なかなか情報を見つけられないことが多いです。
また、ネットの情報には信憑性が低いものも紛れており、参考にしづらく感じる保護者様も多いです。
生徒様の受験校に関する、信用度の高い有益な情報を手に入れたいのならば、特に生徒様の志望校出身の家庭教師を選ぶことをお勧めします。
(3)モチベーションを上げる
生徒様のモチベーションを上げる手法で学生家庭教師にできることは主に2つあります。
1つは受験後の生活について話してあげることです。
例えば中学受験生であれば、
・中学校でどのような勉強をするか
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などを話してあげることで生徒様の中学校への憧れを強くし、受験へのモチベーションを上げることができます。
2つ目は生徒様の身近なお手本になることです。
受験生のほとんどの目標は志望校に合格することですが、志望校のイメージは具体的に湧き辛く、モチベーションに直結しないこともあります。
しかし、身近なお手本は具体的でわかりやすい目標です。「この人みたいになりたい」という思いは「この学校に合格したい」という思いよりわかりやすく、強いものになりやすいです。
学生家庭教師であれば、自分の受験・学校経験を話すことができ、また現役大学生であり勉強に前向きな姿勢は生徒様の良いお手本となることもできます。
まとめ
生徒様の現在の学習状況によって、塾と家庭教師を併用することの効果は変わってきます。
しかし、自立して全て自分で勉強を進められたり、勉強へのモチベーションが最初から高い生徒様は、そこまで多くありません。
迷った場合は、まずは家庭教師センターに問い合わせてみて、担当の社員の方に相談してみるのもよいでしょう。
本記事が、塾と家庭教師の併用について、検討の参考になりましたら幸いです。
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