1. 家庭教師は効果があるか?
結論から言うと、家庭教師をつけることで多くのプラスの効果を得られます。
今回はその中でも、3つの効果に絞って解説していきます。
①1対1指導の効果
(1)マンツーマン指導が可能
塾に通われている生徒様の悩みとして「集団授業だと周りの目が気になってわからないところを質問できない」というものがあります。
また、集団授業だと先生も生徒様一人ひとりに目が行き届かないため、その生徒様がどこを理解できていないのか気づくことができず、生徒様が授業に置いていかれやすいです。
家庭教師ならばもちろんそのような心配はありません。
授業時間が自分一人のためにあるので、質問しづらいということはないです。
また、先生も生徒様ひとりを相手にするため、生徒様が理解できていないことに気づいて指導方法を工夫したり、生徒様の集中力が切れそうな時にそれに合わせた柔軟な対応をしたりすることも可能です。
(2)オーダーメイドのカリキュラム
またもう一つのメリットとしては、オーダーメイド指導が可能という点があります。
集団授業では、生徒様は塾が用意したカリキュラムやコースに沿って勉強するという形ですが、そのような形態は必ずしも生徒様自身に適した勉強法とはいえません。
塾が用意するのはあくまで「このような勉強法で多くの受験生が志望校に合格してきました」という統計的なカリキュラムであり、それらが一人ひとりの生徒様に当てはまるかというとそうではないからです。
家庭教師では生徒様一人ひとりの性格、能力、事情などに合わせて独自のカリキュラムを組むため、高い学習効果が期待できます。
②時間や場所の効果
(1)自由に選べる
家庭教師の大きなメリットの一つは、時間と場所の自由度が高いということです。
自分が希望する日時、場所を選べるため、部活動や習い事との両立もしやすいです。
塾に通う場合は、塾が用意するカリキュラムやコースが開講されている日時に生徒側が合わせなければならず、部活動や習い事などを諦めなければならないというケースが多々あります。
また、塾や予備校へ通うために必要な移動時間、通塾の面倒さのために、勉強へのモチベーションに悪影響が出る場合もあります。
家庭教師の場合は、生徒様の送り迎えが不要で、夜遅い時間に外出する不安もありません。
(2)集中できる環境
また、時間や場所を選択できるもう一つのメリットとして、自分が慣れている環境でリラックスして勉強できるということ点が挙げられます。
学校や塾、図書館などでは、他の生徒や利用者も多くいるため、他人の動きや話し声などで集中力が切れてしまうことも多いです。
家庭教師では、自宅という自分が慣れた環境で、他人に注意をそらされることなくリラックスして勉強することができます。
またそれによって学習習慣を身につけやすくなるという効果もあります。
③学習以外の効果
(1)学習以外のことも相談できる
もちろん学習以外の効果もたくさんあります。
一つは、教師に学校生活や普段の生活の悩みを相談できることでしょう。
家庭教師と一口に言っても様々な教師がいますが、学生の教師も珍しくありません。
生徒様と教師の年が近いため、コミュニケーションが取りやすく、生徒様に寄り添ったアドバイスができます。
特に受験の際の不安や学校での人間関係などについては、学生の教師の方が大人たちよりも的確にアドバイスできるかもしれません。
誰かに悩みを相談することはストレス軽減につながり、勉強だけでなく色々なことがはかどるようになります。
(2)憧れの存在ができる
当会の合格体験記に多く寄せられるのは、先生が志望校出身でよかったという声です。
勉強面ではもちろん”教師自身がその学校に合格した時の勉強法を参考にして、生徒様を合格へ導ける”というメリットがありますが、
それ以外にも、教師が生徒様にとって”自分が目指す志望校に合格した先輩”として憧れの存在となり、生徒様が勉強のモチベーションを維持できるというメリットがあります。
また、教師からその学校は実際どんな感じなのかという具体的な判旨を聞くことで、自分の将来像に想像をふくらませたり、その学校が自分に本当に合っているのだろうかということを考えるきっかけにもなります。
2. 家庭教師は週何回・何時間が効果的か?
では実際家庭教師をつけるとなったらどのくらいの頻度でつけるのが理想的なのでしょうか。
この点についても悩まれるご家庭様が多いです
「週1回でも大丈夫か」
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などの悩みに答えていきます。
①【学年別】利用頻度の目安
「週にどのくらい利用するのが良いか?」ということですが、結論から言うと1つの正解はありません。
なぜなら生徒様の年齢や学年、どんな目的で家庭教師をつけるのか、どんな教科を苦手科目としているかなどで答えが全く変わってきてしまうからです。
ですから今回はケースごとに分けて利用頻度の目安を紹介していきたいと思います。
(1)小学生の場合
小学生の場合には、家庭教師をつける目的によって二つに分けられます。
一つ目は、生徒様の成績向上、学校の授業の復習、勉強習慣の定着などを目的として、習い事のように家庭教師をつけさせるケースです。
この場合指導内容はさまざまで、生徒様が苦手としている科目を集中的に教える場合もあれば、学校の勉強でわからなかったところ全般を指導したり、少し進んだ内容を先んじて指導したりする場合もあります。
習い事のような認識なので、週1回、多くても2回が一般的です。
もう一つの目的は中学受験です。
中学受験が高校受験や大学受験と大きく違うのは、学校の勉強と入試で出される問題とが内容的にも難易度的にも大きく違うことです。
そのため中学受験をするならば、塾でも家庭教師でも最初はほとんど全科目の指導を受け、範囲が一通り終わった後に苦手科目だけに絞ったりするというのが一般的です。
全科目の指導はやはり時間がかかるので、週複数回の指導も珍しくありません。
どちらの場合でも、小学生の生徒様は集中力が切れやすいので、一科目あたりの時間は60分か多くても90分が目安です。
(2)中学生の場合
中学生の場合、小学生と同様に、家庭教師をつける目的によって二つに分けられます。
一つ目は、学校の勉強の補助的な利用の仕方です。
生徒様の成績向上、学校の授業の予習復習、勉強習慣の定着などを目的として週1、2回家庭教師をつけるというのが一般的です。
学校の勉強でわからなかったところの補習・復習や、学校の勉強より先んじた内容の予習など、生徒様の学習状況や個性に合わせたさまざまな利用の仕方が考えられます。
もう一つの目的は高校受験です。志望校合格というゴールを目指しての勉強であるため、週複数回の指導をつけるケースも珍しくありません。
ただ中学受験とは違い、高校受験の内容は、学校の勉強や定期試験の内容と少しリンクしているため、必ずしもすべての教科を指導してもらう必要はなく、苦手教科や重要度の高い教科に絞るケースも多いです。
中学生になると小学生よりは集中力が続きますし、範囲が難しくなるにつれて一回の授業時間が短いと感じるようになってくるため、頻度を増やしたり1回あたりの時間を長くする傾向があります。
(3)高校生の場合
高校生の場合は、大学受験に向けた指導がメインになってきます。
大学受験では、受験指導まで面倒を見てくれる高校もあればそうでない高校もありますし、また志望校によって勉強の方向性が大きく違いますから、生徒様の現状ごとに理想のカリキュラムは大きく違います。
そのため
「苦手科目だけに絞る」
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などさまざまなケースが考えられます。
生徒様の現状にあった指導をしてもらうことが重要です。
大学受験の範囲になると難易度が上がるため、60分の授業時間では理解しきれなかったり、演習問題を解くだけで何十分もかかったりするというのはよくあることです。
指導時間を一回90分から120分取ることも珍しくありません。
②テスト前や長期休み等に回数を増やすのもあり
「この期間に集中して、家庭教師に教わる」などの使い方もあります。
たとえば、テスト前に回数を増やしたり、部活の大会前などには減らしたりすることもできます。
また、夏休みや春休みなどの自由時間が増える時期に回数を増やすという手もあるでしょう。
ご家庭様や生徒様の事情や個性にあった利用の仕方をすることが大切です。
まとめ
どんな目的で家庭教師をつけるのか、現在の学力状況がどれくらいか、などで家庭教師をつけるべき頻度・回数は変わります。
どのように考えればよいか難しい場合は、まずは家庭教師センターに問い合わせて、担当の社員の方と相談をしてみるのも一つの手でしょう。
本記事が、家庭教師をつける頻度の参考になれば幸いです。
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