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※大学生の方で「個人契約で家庭教師バイトがしたい!」という方は、「大学生必見!個人契約の家庭教師バイトの実態とおすすめの見つけ方2選」のページをご覧ください。
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1. 個人契約とは
家庭教師における個人契約とは、文字通り業者など第三者を介さず「教師とご家庭」が直接契約を結ぶ形になります。
個人契約の形は以下の二つのパターンがあります。
①知り合いなどから紹介されるパターン
知り合い・親戚の大学生や、近所のご家庭から紹介された家庭教師などと直接交渉し、契約をする方法です。
時給や支払い方法、契約に関する詳細などは、全て双方の話し合いなどできめます。
②個人契約のマッチングサイトに登録するパターン
家庭教師の個人契約サイトから選ぶ方法です。
「それって家庭教師センターじゃないの?」という疑問をもたれるかもしれませんが、少し違います。
個人契約のサイトはあくまでも登録サービスを提供しているだけなので、家庭教師センターのようにマージン(仲介手数料)がかかることがありません。
イメージとしては、家庭教師をしたい教師の掲示板ようなものです。
教師の簡単なプロフィール(学歴や希望時給、勤務地、指導科目など)から好きな先生を選び、依頼をする、というタイプになります。
ただし、契約が成立した場合に、マッチング料を請求されることもありますので、詳しい規定については各サービスごとにご確認ください。
2. 個人契約のメリット・デメリット
①個人契約のメリット
(1)料金が安い
個人契約の場合、家庭教師センターと異なり「仲介手数料」や「管理費」「入会金」等が発生しないため、費用が安く済みます。
(なお、教師の交通費については支払う場合が多いです。)
(2)教師と柔軟にやりとりができる
家庭教師センターの場合、家庭教師を依頼してから実際に紹介されるまで、約2週間程度かかることが通常です。
個人契約の場合であれば、契約したその日から働いてもらう、といったことも可能になります。
また、
「定期テスト前だから今だけ週2回にしてほしい」
|
といった場合も、家庭教師センターを通さずすぐに教師と調整ができます。
ただし、日程調整の柔軟さについては、家庭教師センターでも対応可能なことが多いです。
(3)自ら教師を選べる
知り合いに頼むにしろ、マッチングサイトを利用するにせよ、ご家庭様から教師に直接依頼するため、教師に対しての納得度が高まりやすいと言えます。
家庭教師センターの場合は、センターのスタッフが、ご家庭様からの要望をもとに条件にあった教師を探すため、その点が異なります。
また、教師とご家庭の間に仲介を設けないため、長く続けているうちに強い信頼が形成され、家族のような関係を築く例もあります。
②個人契約のデメリット
(1)トラブルが起きた際の対応を全て自分で行わなければならない
家庭教師契約においては多くのトラブルが発生します。
たとえば
「成績がのびない」
|
などです。
このような問題が起きた時、家庭教師センターであれば、即座に仲介に入ってもらえ、教師変更など含めトラブルの対応を行ってもらえますが、個人契約の場合はトラブルの対応を全て自分で行わなければなりません。
(2)教師の質が保証されていない
通常、家庭教師センターであれば、センター独自で設けられている「学力テスト」や「面接」を通過した教師のみが紹介される仕組みになっています。
しかし個人契約の場合は、面接や学力テストを行ってくれている第三者がいるわけではありませんので、教師の質を、ご家庭様が直接、初回の授業だけで見極めなければいけません。
また
「その教師が教えるのが上手なのかどうか」
|
といったことは簡単にはわかりません。
家庭教師センターであれば、過去に多くの教師を見てきたノウハウや経験をもとに、面接官が
「この教師は生徒様のことを思って最後まで指導を行うことができる」
|
などを判断し、正確な審査を行うことができますが、
初めて家庭教師をつけるご家庭様が、初めて会った大学生に対して指導力を見極める、というのは難しいことが多いです。
また、しばらく指導を続けてみて「この先生やっぱり合わないな」と感じたとしても、再度教師を一から探す必要があり、そう簡単に教師を変更するということができないため、外れの教師に当たってしまった場合のリスクが大きいと言えます。
(3)受験情報や模試情報などは自分で収集しなければならない
こちらは、家庭教師センターと比べた時の最も大きな差と言えます。
(1)(2)の二つについては、ご家庭様の努力で対応することもできますが、情報量に関しては大手家庭教師センターには到底敵うことができないと言えます。
難関校を受験する場合などは、最新の入試傾向を掴むことが重要となるため、多くの受験情報を持つ家庭教師センターの方が有利かもしれません。
3. 家庭教師センターとは
家庭教師センターとは家庭教師の派遣会社のことです(例:家庭教師のトライ、東大家庭教師友の会など)。
教師は家庭教師センターと雇用契約を結び、ご家庭様も家庭教師センターと契約を結ぶ、仲介役の形になります。
4. 家庭教師センターのメリット・デメリット
①家庭教師センターのメリット
(1)受験情報やノウハウを持っている
家庭教師センターには長年培ってきた合格までのメソッドや、それぞれの受験校への対策方法などを、データとして持っています。
そのため、
「この学校に特化した対策をお願いしたい」
|
といったご家庭様からの細かいご要望にも答えやすいです。
(2)教師の質が保証されている
前述の通り家庭教師センターでは、面接や研修によって、教師の質が保たれています。
また家庭教師センターによっては、家庭教師に対して独自の授業ノウハウを提供している例もあります。
もちろん中には「面接が上手なだけの教師が、家庭教師センターの審査をうまくすり抜け、紹介されてしまう」といった例もあるかもしれませんが、
家庭教師センターでは教師変更をしやすい分、個人契約ほど大きなリスクはないと言えます。
(3)トラブル対応などのサポート体制がある
前述の通り家庭教師センターは、教師とご家庭様間で生じたトラブルについて、責任をもって仲介し、対応にあたってくれます。
・教師との直接的なトラブルを避けたい
|
といった場合は、家庭教師センターを選ぶのが良いでしょう。
②家庭教師センターのデメリット
(1)料金が個人契約に比べて高い
家庭教師センターでは、運営にあたって、「教師への給料」に加え、「宣伝広告費」「教師募集費用」などが発生しています。
そのためご家庭様が払う月謝には、授業料に加え、「仲介手数料」や「管理費」「入会金」などがかかり、結果、個人契約と比べると高額になります。
しかし家庭教師センターによって、費用には大きく差があるため、それぞれしっかり調べるようにしましょう。
なぜなら、家庭教師センターによって、
「テレビCMや比較サイトへのアフィリエイトサイトに、どれだけ広告費をかけているか」
|
などの事情が異なるためです。
(2)家庭教師センターによって体制も大きく異なる
家庭教師センターといっても「一人一人の生徒様の学習状況について全て把握している」という家庭教師センターもあれば、「一度契約したらあとは教師任せ」といったセンターまで、様々です。
事前に「この家庭教師センターではどれくらいフォロー体制が手厚いのか」について、確認しておくようにしましょう。
5. 個人契約と家庭教師センターの料金比較
個人契約と家庭教師センターでは、一般的に個人契約の方が安いです。
しかし、「指導目的」や「教師の学歴をどれだけ求めるか」などによって、料金は大きく変動します。
特に、難関校受験の対策指導を依頼する場合には、授業料は高くなる傾向もあります。
家庭教師をつける目的や教師に求めるレベルごとに、適切な家庭教師を選び、費用とのバランスを取りましょう。
①個人契約の料金相場
小学生 (中学受験なし) |
中学生 (高校受験なし) |
高校生 (大学受験なし) |
3,000~5,000円 | 3,000~5,000円 | 3,000~5,000円 |
小学生 (中学受験あり) |
中学生 (高校受験あり) |
高校生 (大学受験あり) |
4,000~6,500円 | 3,000~6,000円 | 4,500~7,500円 |
②家庭教師センターの料金相場
小学生 (中学受験なし) |
中学生 (高校受験なし) |
高校生 (大学受験なし) |
3,000~6,000円 | 3,000~6,000円 | 3,000~6,000円 |
小学生 (中学受験あり) |
中学生 (高校受験あり) |
高校生 (大学受験あり) |
3,500~6,500円 | 3,000~6,500円 | 5,000~8,500円 |
※上記は大学生家庭教師による授業の料金相場を記載しています。プロ家庭教師の金額は少し高くなります。上記の表は目安としてお考え下さい。
6. どんなご家庭に合うの?
ここまで、個人契約と家庭教師センターのそれぞれの特徴について解説してきました。
最後にそれらを総合して、どのようなご家庭様が個人契約、または家庭教師センターに向いているかについて解説いたします。
①個人契約が合うご家庭様
【個人契約が合うご家庭様の例】
・トラブルの自己解決に自信があるご家庭様
・教師を見極める目に自信のあるご家庭様
やはり個人契約の最大の難点は、トラブルに対する責任を自分でとらなければならないところです。
「生徒様の成績が上がらない」「教師が遅刻してくる」等のトラブル対応を全て自分で解決しなければなりません。
教師に不満をしっかりと伝えつつも、円満なコミュニケーションを取れる自信のある方が向いてると言えます。
また、自分で直接教師を見つけ出さねばならないため、人を見る目も大切になってきます。
②家庭教師センターが合うご家庭様
【家庭教師センターが合うご家庭様の例】
・堅実に安心して任せたいご家庭様
・最新の受験情報等についてもフォローしてもらいたいご家庭様
前述の通り、家庭教師センターでは、ご家庭様と教師間でのトラブルのリスクを全て請け負ってくれます。
また、高い実績や規模を誇る大手家庭教師センターであれば、教育に対する豊富な知識や受験データ、指導ノウハウを持っており、その点は個人契約との圧倒的な差と言えます。
一方で、それらのバックアップ体制が整っていればいるほど料金も高額になるため、家庭教師センターを選ぶ際は、家庭教師をつける目的や経済的事情と相談して選んでいくのがよいでしょう。
まとめ
個人契約・家庭教師のそれぞれにメリット・デメリットがあります。
家庭教師は「自宅で、1対1のマンツーマン指導」という形態ですので、「とりあえず」で選んでしまうのではなく、慎重に、トラブルがあった際のリスクヘッジも考えながら選ぶことが大切です。
本記事が、個人契約と家庭教師センターのどちらにするか迷われる方の参考になりましたら幸いです。
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