白陵中学校とは
白陵中学校・高等学校を昔に卒業されたOB・OGの方々は白陵はとても厳しかった、と答えるようですが、最近は校則などの現代化が進み、高校は私服可となるなど、多くの部分を生徒本人のスタンスに任せるかなりマイルドな校風の中高一貫校になってきているようです。
白陵の特徴は「いい意味で体育会系であること」でしょう。他校よりも本格的な体育は柔道が必修であり、受験も含めてその先の人生で最も重要な忍耐力が身につきます。進学校であるので当然生徒は勉強ができますが、そこでもみんなで学力を伸ばしていこう、という気風があります。先生も熱心で、落ちこぼれそうな生徒を放ってはおきません。
そのため進学実績もすさまじく、毎年京大に25名前後、東大・阪大・神戸大にそれぞれ15名前後を送り出しています。また、学費が月6万円台と、他の中高一貫校に比べて安く済むのも魅力です。ですがそれだけ良い学校ですと入学難易度もかなり高いものになります。ここからはその具体的な対策を見ていきましょう。
白陵中学受験
2022年度入試傾向と対策
白陵中学校は前期日程と後期日程があり、前期日程は国語算数理科の3教科、後期日程は国語算数の2教科の試験になります。特に前期試験は国語算数理科が各70分と試験時間を長めにとっていることと、国語の配点が少しだけ重くなっていることが特徴です。また、過去問(3年分)が学校の公式サイトから無料で入手できるので、そちらも目を通してみてください。
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白陵中入試の国語の傾向と対策
白陵中学校の国語は最初の知識問題にかなりトリッキーな問題が出題されます。最初は漢字パズルから始まり、最後に昔の日本の習慣についてイラストを参考に考える問題があります。また、その途中に純粋な漢字の読み書き問題がないのも特徴です。最後の問題については、例えば2021年度には「干支による時間表示の図と鬼のイラストから『鬼門』がなぜ北東を指すかを答える」問題が出題されています。
それが出来たら読解問題(評論と小説の2題構成)なのですが、ここの分量がかなり多く、記述問題の割合が高いのも特徴です。ですが白陵の国語は70分、読む速度を上げる練習さえ十分に積んだのなら考える時間は十分にあります。まずは速読力を身につけ、それから過去問を解いていきましょう。
白陵中入試の算数の傾向と対策
白陵中学校の算数は純粋な計算問題が多めである、という印象を受けます。最初の小問集合を除けば一つ一つの計算は簡単なのですが、考えさせるタイプの問題が多く、この問題で通用する思考力を少なくとも大学入試までは持っていけ!という出題者のメッセージが込められています。
大問3以降はほぼ全ての問題に解答課程の記述が求められます。図形問題の代わりに数量を考える問題が多いです。つまり純粋な計算をさせているのですが、「どうしてその式を使うのか?」ということを一つ一つ考えながら勉強していかないと攻略は難しいでしょう。
白陵中入試の理科の傾向と対策
白陵中学校の理科は全体的に記号問題が多いことが特徴ですが、その記号問題は単なる知識問題ばかりではなく、初見の題材をもとに教科書の知識で考えるものが多くなっています。知識問題は生物や地学に特に多いのでここは瞬殺するとして、化学や物理には計算問題もあります。時間は70分とやや余裕があります。過去問を通して問題形式に慣れるのもそうですが、やはり普段から「なぜそうなるか?」を意識して学習をするのが大切であるといえそうです。
こんなお悩みはありませんか?
志望校に合格するためには、各中学校の過去問の傾向を知り、戦略を立てて勉強を行っていく必要があります。しかし思うように勉強が進まず、お悩みの方がたくさんいらっしゃいます。当会にも以下のようなお悩み・ご要望が寄せられます。
・過去問の添削をしてほしい。
・塾のフォローをしつつ、志望校対策をしてほしい。
・自分で考える力をつけさせてほしい。
・まずは成績アップさせて、その後に中学受験対策をしてほしい。
・中学受験までの勉強計画など、勉強の流れを作ってほしい。
・勉強に身が入っていないので厳しく指導して欲しい。
・毎回宿題を出し、勉強の習慣づけと基礎の定着を図ってほしい。
・受験までのメンタルケアをお願いしたい。
・浜学園や希学園のクラスが落ちてしまったので、クラスアップさせてほしい。
・弱点フォローとノートの取り方を指導して欲しい。
関西で中学受験指導ができる教師をご紹介
当会には、京大生約2,200名、阪大生約1,800名、神戸大生約2,200名が在籍しています。
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
小学生の生徒様の声
塾と家庭教師の併用がおすすめ!
集団指導の塾では上記のようなお悩みにすべて対応することは難しいことです。そのため、塾と家庭教師を併用される方が増えてきています。東大家庭教師友の会では、白陵中学校志望の方に万全のサポートを行うことが可能です。

1. 教師の出身校指定可能!
東大家庭教師友の会では、教師の出身校を指定していただくことが可能です。
志望校の教師に教えてもらうことは、生徒様のモチベーションになるだけでなく、教師自身が白陵中学校の出題傾向や対策法を熟知しているため、効率的な指導を受けることができます。過去問の添削指導もお任せください。
※教師の応募状況によっては、出身校指定の教師をご紹介できない場合がございます。その場合はご相談の上、別の学校の教師を紹介させていただきます。
2. 各塾のフォローに対応!
東大家庭教師友の会では、塾のカリキュラムに合わせてオーダーメイドで指導を行います。同じ塾に通っていた教師をリクエストすることも可能です。宿題の進め方の相談から、わからない部分の解説、クラスアップの指導までお任せください。浜学園、希学園、馬渕教室、SAPIX、日能研などの大手塾から個人塾まで、あらゆる塾のフォローに対応することができます。
3. 厳選された教師が指導!
当会の家庭教師は全員現役の難関大生(京大、阪大、神大など)です。生徒様の第一志望校合格という目標を達成するため、当会では書類選考と面接を行い、長期的な指導の計画を立てられるかどうか、わかりやすく説明できるかどうか、生徒様のモチベーションを引き出すようなコミュニケーションができるかどうか、など様々な観点で教師としての適性を確認しております。このような厳しい選考を行っているため、採用率はわずか20%程度となっております。
学生教師で良かったこととして、
「教師とのやり取りを通じて自然に思考力を高めることができた」
「質問がしやすかった」
「良い意味で身近な憧れの存在だった」
というようなご感想をいただいております。プロ教師よりもリーズナブルな値段でご利用いただけるため、塾との両立もしやすいことも学生教師のメリットです。
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