四天王寺中学校とは
四天王寺中学校は聖徳太子の1300年忌の記念事業として建てられた、聖徳太子の和の精神を礎とし、高き美風を失わず、円満で深い人間性を具えた信念ある女性の育成を目的とした教育を行っている中高一貫校です。
その教育は特に「医学を志す者の養成」について現れています。四天王寺中学校には「医志コース」という医学部進学を目指す生徒のためのコースが存在し、そこでは医学部入試合格に必要な学力だけでなく、医者に必要な仁の心を身につけることも目指されています。医学部医学科への進学実績は国内の女子校でもトップクラスです。
それだけ凄い実績と実力を持つ学校ですから、入学は容易ではありません。ここからはこの学校に入るために入試各教科をどのように対策すればよいかを解説します。
四天王寺中学受験
2022年度入試傾向と対策
四天王寺中学は毎年、実質倍率は1.3倍程度までにしかならないのですが、医志コースだけは昨今の医学部進学ブームからか、毎年6倍前後という異常な倍率の競争になっています。一応、医志コースを落とされても他のコースが滑り止めになってそこで合格、ということはありますが、「医志コースでなければ四天王寺に行く意味がない」という受験生も多いのも事実です。
医志コースを目指す場合、相当入念な対策を行う必要があります。もちろん、それ以外の学科であっても油断は出来ません。その上でこの記事を読みましょう。
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四天王寺中入試の国語の傾向と対策
四天王寺の国語はそれほど長い記述問題は存在せず、その問題も部分点の狙えるものなのですが、いかんせん読む分量が多いです。試験時間が60分であるのに対し、評論・小説・随筆の3題で計10,000字もの文章を読まされます。そして、この上にさらに問題があるわけですから、相当な速読力と問題の処理能力がなければとても間に合いません。
このため、素早く文章を読むための下地作りが特に重要になってきます。幸い厄介な問題はないため、とにかく読みのスピードと精度を上げていくことです。このためには語彙力も重要ですが、社会問題にも関心を持つこと、そしてとにかく知識をつけることが重要になります。普段の練習も時間を測るなど、限られた時間内に読むための工夫をしていきましょう。
四天王寺中入試の算数の傾向と対策
四天王寺中学の算数は「速さ」「場合の数」「規則性」「平面図形」「立体図形」が頻出です。特に医志コースを受験する場合は簡単なものは絶対に落とさない、そうでなくても必死に食らいつくという姿勢でやっていくことが重要になります。
年によって簡単な年、難しい年など様々ありますがすべての算数の問題の基本は計算力です。頻出単元の対策をしっかりやっても計算スピードが遅ければ間に合いません。速く、正確な計算を行えるように努力しましょう。
四天王寺中入試の理科の傾向と対策
四天王寺の理科は出題単元が毎年バラバラで、どこから出るか分からない、という特徴があります。ひょっとしたらくじ引きでどこから出すか決めてるのかもしれませんが、いずれにせよどこを突かれてもいいように満遍なく対策する必要があります。
知識問題を落とすと一気に苦しくなります。最低限、用語は楷書の漢字でしっかりと、そして即座に書けるようにしましょう。実験器具の正しい扱い方や、代表的な実験の実験意図も抑えておく必要があります。
そして、偏りがないといっても過去問演習はやはり有効です。しっかりと過去問演習を積み、出題の「クセ」を見抜いて対策しましょう。
四天王寺中入試の社会の傾向と対策
四天王寺の社会は地理・歴史・公民から毎年出題はあるものの、単元はまちまちであるという特徴があります。理科同様、満遍なく対策する必要があります。
また、時事問題も例に漏れず出題されます。日ごろからニュースを見ておくことは国語の対策にも有効ですので、日々の習慣としてやっていきましょう。
こんなお悩みはありませんか?
志望校に合格するためには、各中学校の過去問の傾向を知り、戦略を立てて勉強を行っていく必要があります。しかし思うように勉強が進まず、お悩みの方がたくさんいらっしゃいます。当会にも以下のようなお悩み・ご要望が寄せられます。
・過去問の添削をしてほしい。
・塾のフォローをしつつ、志望校対策をしてほしい。
・自分で考える力をつけさせてほしい。
・まずは成績アップさせて、その後に中学受験対策をしてほしい。
・中学受験までの勉強計画など、勉強の流れを作ってほしい。
・勉強に身が入っていないので厳しく指導して欲しい。
・毎回宿題を出し、勉強の習慣づけと基礎の定着を図ってほしい。
・受験までのメンタルケアをお願いしたい。
・浜学園や希学園のクラスが落ちてしまったので、クラスアップさせてほしい。
・弱点フォローとノートの取り方を指導して欲しい。
関西で中学受験指導ができる教師をご紹介
当会には、京大生約2,200名、阪大生約1,800名、神戸大生約2,200名が在籍しています。
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
小学生の生徒様の声
塾と家庭教師の併用がおすすめ!
集団指導の塾では上記のようなお悩みにすべて対応することは難しいことです。そのため、塾と家庭教師を併用される方が増えてきています。東大家庭教師友の会では、四天王寺中学校志望の方に万全のサポートを行うことが可能です。

1. 教師の出身校指定可能!
東大家庭教師友の会では、教師の出身校を指定していただくことが可能です。
志望校の教師に教えてもらうことは、生徒様のモチベーションになるだけでなく、教師自身が四天王寺中学校の出題傾向や対策法を熟知しているため、効率的な指導を受けることができます。過去問の添削指導もお任せください。
※教師の応募状況によっては、出身校指定の教師をご紹介できない場合がございます。その場合はご相談の上、別の学校の教師を紹介させていただきます。
2. 各塾のフォローに対応!
東大家庭教師友の会では、塾のカリキュラムに合わせてオーダーメイドで指導を行います。同じ塾に通っていた教師をリクエストすることも可能です。宿題の進め方の相談から、わからない部分の解説、クラスアップの指導までお任せください。浜学園、希学園、馬渕教室、SAPIX、日能研などの大手塾から個人塾まで、あらゆる塾のフォローに対応することができます。
3. 厳選された教師が指導!
当会の家庭教師は全員現役の難関大生(京大、阪大、神大など)です。生徒様の第一志望校合格という目標を達成するため、当会では書類選考と面接を行い、長期的な指導の計画を立てられるかどうか、わかりやすく説明できるかどうか、生徒様のモチベーションを引き出すようなコミュニケーションができるかどうか、など様々な観点で教師としての適性を確認しております。このような厳しい選考を行っているため、採用率はわずか20%程度となっております。
学生教師で良かったこととして、
「教師とのやり取りを通じて自然に思考力を高めることができた」
「質問がしやすかった」
「良い意味で身近な憧れの存在だった」
というようなご感想をいただいております。プロ教師よりもリーズナブルな値段でご利用いただけるため、塾との両立もしやすいことも学生教師のメリットです。
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